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サンタマリアについて

ご挨拶

 老人保健施設サンタマリアは、平成3年4月に開設いたしました。
 開設当時に比べて、現在我が国の老人福祉政策は、 平成12年4月からの介護保険制度をきっかけとして著しく様変わりし、 介護保険施設の一つである老人保健施設も開設当時の機能・役割などを見直さざるを得ないほど、 社会の諸環境や状況などが激変してきており、これからも刻々変わっていくことは容易に推察できると言えましょう。
 さて、サンタマリアはその施設名からもわかるように、カトリック施設であります。
 第二次世界大戦終戦後、心身ともに意気喪失し、飢えと病気に苦しむ人々のために、 カトリック女子修道女会である聖霊奉侍布教修道女会が立ち上げた社会福祉事業として、聖霊病院が設立され、 現在に至るまで、その事業を通して育まれてきた、キリスト教の精神、即ち、「愛と奉仕」の理念が事業全体を貫いています。 平成3年(1991年)4月に開設されたサンタマリアも当然ながら、 経営母体である社会福祉法人聖霊会の「愛と奉仕」の精神がその根底に息づいており、 諸サービスを提供させていただく私共の職員皆が最も大切にしている精神であり、理念そのものであります。

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教皇 フランシスコ

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聖霊奉侍布教修道女会
創立者 聖アーノルド・ヤンセン

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聖ヨゼフ・フライナーデメッツ

理事長あいさつ

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 社会福祉法人聖霊会の理事会におきまして、理事長に選出されました内海眞と申します。ご承知のように、聖霊会とは介護老人保健施設「サンタマリア」を運営する法人であります。今後、この施設をご利用になる方々や施設のスタッフの皆さんのお役に立てるよう誠心誠意努力する所存でございますので、どうかよろしくお願い申し上げます。

 介護保険法によれば、介護老人保健施設とは「要介護者であって、主としてその心身の機能の維持・回復を図り、居宅における生活を営むことができるようにするための支援が必要である者に対し、施設サービス計画に基づいて、看護、医学的管理のもとにおける介護及び機能訓練そのほか必要な医療並びに日常生活上の世話を行うことを目的とする施設」と定義されております(第8条第23項)。法律文は相変わらず冗長ですが、簡単に要約しますと、「医学的管理の下に介護とリハビリテーションを提供し、要介護者の在宅復帰を目指す施設」と言うことができます。日本は未曽有の高齢社会を迎えており、介護老人保健施設の役割は今後ますます高まります。この社会的使命を施設のスタッフとともに、聖霊会の理念である「愛と奉仕」の精神で果たしていきたいと考えております。

 サンタマリアは築後約30年を経過しました。現在施設のリニューアル工事に入っております。利用者の方々にもスタッフの皆さんにもより快適で機能的な施設に生まれ変わることを目指しております。工事期間は多大なご迷惑とご不便をおかけすることになりますが、どうか将来のサンタマリアのためにご理解とご協力をお願い申し上げます。私自身も72歳になります。将来自分自身が利用したくなるような施設にすべく、ハード面のみならずソフト面でもリニューアルをしていきたいと望んでおります。

社会福祉法人 聖霊会
理事長 内海 眞

施設長あいさつ

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サンタマリアは1991年に創設され、2018年4月施行の改正介護保険法にて「在宅復帰・在宅支援施設」として中学校区に一施設配置されている地域に根差した施設であり、国が推し進める「地域包括ケアシステム」の中で中心的役割を担います。そこでは、リハビリを主体としての機能が強く求められます。さらに2025年問題を通過点として、2040年問題に向けた「地域共生社会の拠点」として、介護老人保健施設の役割は重要です。高齢期はすべての人に必ず訪れますので楽しい心で年をとれたらいいですね。介護する側もされる側も互いに人間として向かい合える施設、利用者様とご家族様が人生の意味と、美しい「人生の秋」を味わっていただけるような施設でありたいと思います。

社会福祉法人聖霊会
老人保健施設サンタマリア
施設長 藤本 正夫

証書の写真

平成16年3月31日 厚生労働省より臨床研修協力施設証の交付を受ける。